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無題 [独り言]

愛猫である、雌猫が死んだ。

ケハッ、カハッ という、おかしな声を出していたので見てみたら、目は真っ黒にぬりつぶされ、見開き、苦しそうにもがいていた。

私は何もできなかった。

呼びかけたけれども、返事はなく、一つ、「ケハッ」と、辛そうな声をだしてた。

振り向く力さえ無かったんだろう。

およそ30秒にも満たない間に、その雌猫は死んでしまった。

我が家に来て11年目。子猫のときからだからおよそ11歳ぐらいだろう。

病気だから、ということで私がいるときは出すのを許可してもらっていた。

ストーブ前に寝っ転がり、ぬくぬくーと寝ていた。

私の勉強が終わると、近くまでよってきて、「膝の上にのせて」と鳴いていた。

勿論のせました。可愛いかったです。

今日は珍しく勉強中にいってきて、しかし、集中できないということで、のせなかった。

かわりに何度もなでました。のせたかった。

食事中もよってこなかったのに、今日はきてました。

普段は食事中だから、ということでしたが、こっそりなでてました。

すべすべしてて、柔らかくて、ふかふかして、いつまでも触っていたい撫で心地でした。

そして食事後勉強してるときに、最初にかいたとおり、亡くなりました。

膝の上にどうしてのせてあげなかったんだろう。

どうしてもっと早く気づいてあげられなかったんだろう。

どうしていつまでも撫でてあげなかったんだろう。

見開いた目は何も映さず、

筋肉も消え、

多臓器不全で亡くなった。

私が呼んだ声は届いてたんだろうか。

恨んでいるんだろうか。

「乗せてくれなかった」 って恨んで、苦しんで死んだのだろうか。

鼓動が止まっても、暖かかったのはまだ生きていたからだろうか。

私の手が冷たかったからだろうか。

どうして、気づいて、やれなかった。

冷たい箱の中に今はいて、明日冷たい土の中に埋められる。

その姿を、永遠に見られなくなる。

私は、あの子を愛してやれたのだろうか。

なんという、ことをしたのだろうか。

苦しんだのはほんのわずか。

そのわずかにどれだけ苦しんだのだろうか。

何も見えてない目だったけれど、何か聞こえていたのだろうか。

名前は分かっていたから、名前を呼んだ。

いつもみたいに、弱々しかったけど、「にゃぁお」 っていってくれなかった。

何を思う暇もなく、逝ってしまった。

毎日不安定でも膝に乗ってきた。

心地よかったのか、義理と思ったのか、分からない。

けれど、膝の上にのせられて、撫でられてるときは幸せそうだった。

気持ちよさそうに目を細めてた。

愛してやれたと、思いたい。

死んだなんて、思いたくない。

これが今生での別れだなんて、信じたくない。

死んでから3時間ぐらいこれをかいてるあいだに経っている。

触ってみると、固くなっていた。

死後、硬直。 紛れもない現実。

雄猫は、雌猫を一時安置してある箱をしきりに嗅ぎ、

雌猫がよくいた座布団を嗅いで、

私の方を向いて一言、「にゃぁお」 といった。

「雌猫はどこにいったの?」 とつぶらな瞳が言っていた。

「いなくなっちゃったの。死んじゃった。」

自分でいって初めて、死んだという実感がわき始めた。

いつ死んでもおかしくなかったのは知っていた。

年をこせないだろうなぁ、とも思っていた。

けれど、頑張ってとしをこして、誕生日も一緒に過ごしてくれた。

ガンだっただろう、発覚してからおよそ3ヶ月ちょいを、懸命に生きてくれたのだ。

別れ.jpg

大好きだよ。愛してた・・・っ。
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